うどんにロマンと歴史あり 日本の三代うどん
"五島うどんのルーツ"
九州、長崎県の西に浮かぶ五島列島。讃岐うどん・稲庭うどんと並び、「五島うどん」は日本の三大うどんのひとつと呼ばれ、五島の風土に育まれ歴史と伝統に培われました。
五島うどんのルーツを辿っていくと、遣唐使の時代に五島列島に伝わったと言われています。
元寇の役に捕虜となり、五島に住みついた中国人が教えたなど、数多くの伝承が残っており、起源は確かではありませんが、大陸から伝わったと言われてきました。五島列島は、その昔遣唐使の寄港地で、東西文化の重要な中継点でもあったようです。
つまり、五島は中国をルーツとする麺伝来の路であり、日本の麺ロードの拠点になっていたのです。